渡部ギュウの東北物語vol.10
独り十五役芝居「税務署長の冒険」
酒蔵のある街、旅公演
◆概要
東日本大震災後の2014年からスタートした渡部ギュウの語り芝居「東北物語」シリーズの中で、特に評判の良かった宮沢賢治の短編「税務署長の冒険」を新演出で上演します。賢治作品の中では異色のサスペンス・コメディ!語りと躍動感ある演技を組み合わせた語り芝居です。平島聡の即興性を加えた生演奏が、作品を盛り上げます。日本人の生活文化に根差した「酒づくりのルーツ」を追いながら、中央からの政策をかいくぐり、したたかに、そして豊かに暮らしてきた「東北人の精神」を掘り起こします。
◆あらすじ
ユグチュユモト村の密造酒づくりを疑う税務署長は、村の講演会で「証拠を握っているぞ」と脅しをかけますが、村人は拍手喝采で大笑いするばかりです。
「どうもおかしい…」と、演説を聞く村人の反応から、彼らが密造酒を造っていると睨んだ署長は、演説を行った翌日、部下をユグチュユモト村に遣わすが密造の証拠をつかむことができません。そこで署長自らが変装して,単独,この村に乗り込むことにしました。そこで税務署長が見たものは……??!!
◆作品解説
ハーナムキア(架空の町)の税務署長が、密造酒の取締りに大活躍する宮沢賢治の作品です。昭和24年に北海道酒類密造防止協力会から刊行されました。明治時代の後半から「濁酒密造禁止令」によって自家用酒(どぶろく)が飲めなくなり、高い酒を買わなければならなくなった農民達に同情した作品という見方もあります。
期間 |
2019/03/16 (土)~2019/03/17 (日) 上演時間:約1時間10分(休憩なし)を予定 |
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劇場 | 庄内町文化創造館 響ホール |
出演 |
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脚本 |
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演出 |
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サイト |
※正式な公式情報は公式サイトでご確認ください。 |
スタッフ | □照明/松崎太郎 □情宣デザイン/小関歩 □情宣写真/大宮司勇 □後援・助成/ 仙台市 (公財)仙台市市民文化事業団 日本芸術文化振興会 □主催/庄内町出身渡部ギュウを観る会(一社)SENDAI座プロジェクト □企画制作/ヨネザワギュウ事務所 後援/庄内町教育委員会 酒蔵協賛/鯉川&やまと桜 |
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その他注意事項 |
期間 |
2019/03/16 (土)~2019/03/17 (日) 上演時間:約1時間10分(休憩なし)を予定 |
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タイム テーブル |
3月16日(土)15:00 17日(日)11:00/15:00 ★ 各回アフタートーク&振舞酒 |
劇場 | 庄内町文化創造館 響ホール |
料金 |
500円 ~ 2,500円 【発売日】2019/01/15 (火) 前売り2000円(当日2500円) 学生500円(当日共通) |
チケット取扱 |